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新聞紙リユースのパッキン作業 フウランの開花

2011年6月29日(水)


森の工房みみずくは4つの作業班に分かれているが、パッキン班の作業は輸送用のクッション材料を新聞紙でリユースするもの。
地域のご協力で集められた新聞紙を一枚一枚丸めてまずダンボールに貯めてゆく。


ポリエチレン製の袋に詰める前にアンパンのような丸い形に揃えてこのかごに26個入れる。


かごの中の新聞紙を全部袋につめる。


よくしごいて。しっかり詰め込み先端を団子結び。


結ぶのはなかなか難しいので利用者のみんなができる訳ではないが、右手の親指と人差し指をたくみに使って結ぶ利用者もいる。この道10年のベテランの団子結び作業は見ていても鮮やかな指さばきだ。できあがりはこのとおり。きっちり仕上がっています。今日はみんなで110本作った。


鉢植えのフウランが満開。施設のエレベーター横の杉の柱に飾る。後ろに伸びる長い距と花弁のバランスは竜が飛んでるように見える。
購入して20年あまりになるが毎年開花。でも根が伸びずちょっと元気がない。その頃安芸区の上瀬野の字名一貫田の国道2号線交差点近くの柿の木にこのフウランが群生していたが、道路拡張で切り倒され消えた。青葉をバックにごつごつした幹を土台に、白い塊になって咲いて見事だった。もし78年前にこの地に宿泊した種田山頭火が9月でなく6月に訪れていたら。フウランの俳句を詠んだかも。


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