岡山県の児島市で、4月4日から9日までかばんアートを手掛けているアーティストの松枝忍さんの作品展にお邪魔した。展示されている場所は「ギャラリーこのま」の2階。
松枝さんはいつも安芸の郷の活動に暖かいアドバイスを頂いている方。その作品づくりは私たちの授産活動にも刺激を与えてくれる存在だ。
午後1時過ぎに会場についたが、ゆったりしたスペースに展示された作品から気に入ったものを選んでいくのが楽しそう。
作品は着物の古布を材料にして籐の籠に貼った後で漆を塗って仕上げる独創的な手法で作られて、多くの愛好者がいる。
外出する時に使われるものだが、インテリアに飾って楽しむこともできるアートなかばんでもある。
ジーンズで作られたリュックも使い込んだやれ感と渋さがあって、安芸の郷でも作りたいなと思わせる作品だ。
見学に疲れたら1階の喫茶ルームで一休み。窓から和風の中庭が望める。
一日休暇を取っての見学だったが、安芸の郷は利用者と一緒にモノづくりを働く柱の一つにしているので、作品展鑑賞と松枝さんとの会話を通してたくさんの刺激やヒントを与えて頂いた一日だった。